あんず材料加工工程

①あんずの洗浄

あんずの洗浄


生干しのあんずを熱湯で戻します。この作業は乾燥した状態から戻すのと同時に付着している異物などを取り除き、洗浄する役割もあります。
従業員が手をかけながら目視による異物除去に細心の注意を払っております。

②しその葉を漬ける

②しその葉を漬ける


地元の農家から直接仕入れた新鮮な赤しその葉を塩に漬けます。赤しその葉から出たエキスで鮮明により一層赤く染まっています。
一度に漬ける赤しその葉の量が多く、束で扱うため、作業員全員で行い、手で押し付けてしっかり塩をまぶして再度漬けて寝かして保存します。
③しその葉を洗浄

③しその葉を洗浄


2~3カ月塩蔵していたしその葉を3回に分けてしその葉のつけ汁で洗浄します。汚れや異物などがちゃんと落ちているか一枚一枚確認しながら作業を進めます。
破れたり穴が開いていたりするものを丁寧に見極めていけるのは手作業ならでは。冬になると寒い中での作業になります。
④しそを巻く作業

④しそを巻く作業


生干したあんずを使って、商品に合わせた適度な大きさを感覚で調整し、しその葉で巻きます。
手際よく形を整えながら巻いていく作業は、リズミカルにテンポよく行います。
⑤漬け込み

⑤漬け込み


しそで巻いたあんずは、砂糖と蜂蜜を一緒にタンクに漬け込みます。
刈谷食品では砂糖自体の量を少なめにする代わりにはちみつを加えます。クセになる甘酸っぱさの秘訣です。
しそ巻あんずでいっぱいになったタンクは、冷蔵庫に保管して漬け込みます。
⑥パック詰め

⑥パック詰め


味が定着したしそ巻あんずを耐熱袋に入れ、真空包装してから熱湯で加熱殺菌します。
殺菌時間は商品の内容量により異なります。加熱殺菌後に冷却し、化粧箱に詰めたりして発送できる状態にします。